霊山ふもとの古社で心静かに安全祈願「猿投神社」 愛知県豊田市と瀬戸市の境に位置する猿投山(さなげやま)。古代より霊山としてあがめられ、人々の信仰を集めてきました。この山のふもとに鎮座しているのが、豊川市の砥鹿(とが)神社、知立市の知立神社と並ぶ“三河国三宮”の一つ、猿 […]
新義真言宗の総本山「根来寺」 根来寺の創建は大治元年(1126)、空海以来の学僧と言われた覚鑁(かくばん)上人がこの地に神宮寺を建てたことをその端緒としています。およそ36万坪にも及ぶ境内は巨大な堂塔が立ち並び、場所が葛城連峰の中腹に位置しているため […]
恋の三社詣、満ちる氣生根のエネルギー「貴船神社」 社伝によると、貴船神社の創建はおよそ1600年前、玉依姫命(たまよりひめのみこと)が黄色の船(神社の名の由来 黄船→貴船)に乗り、淀川、鴨川、貴船川を渡って当地へ上陸した後、水の力で国の繁栄をもたらすべく水神を祭ったこと […]
信州・安曇野、北アルプスの雪解け水の恵み「大王わさび農場」 風薫る5月、爽やかな初夏の日差しのもと、長野県安曇野市にある大王わさび農場を訪ねました。風光明媚な自然が広がる水の里で、マイナスイオンをたっぷりいただきました。 松本市の少し北に位置する安曇野市、日本の原風 […]
仏舎利が奉安された日本で唯一の超宗派寺院〜名古屋市・覚王山日泰寺 名古屋市千種区にある覚王山日泰寺(かくおうざんにったいじ)は、仏舎利、つまり釈尊(お釈迦さま)の遺骨を奉安(安置)するために創建された寺院です。こう書くと、「仏舎利が奉安されているお寺は、ほかにもあるのでは?」と思う人も […]
甑岩へ安産祈願「越木岩神社」 東六甲山唯一の霊地である越木岩神社(こしきいわじんじゃ)の創建は古く、確かな年代は不詳ですが、今を去る事千数百年前の延喜式神名帳に大国主西神社との記載があることからそれが当社のものだと推察され、つまりは少なくとも平安時代 […]
勝ち運アップの勝ちダルマ「勝尾寺」 勝尾寺の創建は奈良時代にまで遡ります。神亀4年(727) に草庵を築いて修業を始めた藤原善仲、善算兄弟のもとへ天平神護元年(765)、光仁天皇の皇子であった開成(かいじょう)が二人に師事して仏門に入ります。それから12年 […]
人々に親しまれる親鸞上人の「御坊さん」〜名古屋市・真宗大谷派 名古屋別院(東別院) 名古屋別院は、京都市の「真宗本廟(東本願寺)」を本山とする真宗大谷派のお寺です。親鸞上人を宗祖とする浄土真宗を教えとしています。正式名称は「真宗大谷派 名古屋別院」ですが、地元では古くから「御坊さん(ごぼうさん)」と親し […]
赤えいの絵馬に病気平癒を祈る「長田神社」 神戸三社詣(「生田さん」の生田神社、「楠公さん」の湊川神社)の一つに数えられるのが「長田さん」の愛称として親しまれている長田神社。その創建は古く、日本書紀によれば神功皇后摂政元年(201)、三韓を征服した皇后が新羅から難 […]
信貴山真言宗総本山「朝護孫子寺(ちょうごそんしじ)」 朝護孫子寺の境内を歩いていると至る所に虎の張り子が据えてあることに気づくでしょう。 そのゆえは開基である聖徳太子のエピソードに端を発し、つまりは用明2年(587)、聖徳太子が物部守屋を打ち滅ぼすために戦勝祈願をしたところ […]
加茂市民の憩いの場、加茂山公園に鎮座する「青海神社」 縦に長い新潟県で、ほぼ中央に位置する加茂市。その加茂市の玄関口、JR加茂駅から歩いてすぐのところにある青海(あおみ)神社は、その昔このあたり一帯を開拓した青海首一族が、椎根津彦命(しいねつひこのみこと)と大国魂命(おおく […]
星降る里の心安らぐ古社「星宮社」 名古屋市南区にある星宮社(ほしのみやしゃ)は「本星崎」という駅から程近い、静かな住宅街に鎮座しています。駅名からもわかるように、この辺りはかつて海で、社は岬の最南端に位置していました。常夜灯が、灯台の役目を果たしていたと […]
茶の湯の香る「大徳寺」 大徳寺の創建は正和4年(1315)、師より印可を得たのち、京都は東山で修業を続けていた宗峰妙超(しゅうほうみょうちょう)が同郷の赤松円心の帰依を受けて柴野の地に小庵を建てたことに端をもちます。 当初は規模の […]
眼病封じのお寺「壺阪寺」 明治時代に作られた浄瑠璃の演目に「壺阪霊験記」というお話があります。今を遡る事300年以上前、とある村に座頭の沢市とその妻お里が暮らしていました。関係は仲睦まじく、貧しいながらも盲目の身である沢市が琴三味線を教えるなどし […]
ハスから生まれた観音様「三室戸寺」 三室戸寺の創建は宝亀元年(770)、光仁天皇の勅願で、行表が二臂の観音像(後の千手観世音菩薩)を本尊として祀ったことを始まりとしています。当初は天皇貴族の尊崇厚いお寺でした。それが伽藍の整備されるに従い庶民の間にも信仰が […]
愛を結ぶお寺「勝鬘院(愛染堂)」 勝鬘院の創建は推古天皇元年(593)、聖徳太子がこの地に建てた施薬院をその起源としています。当初その機能は病の治療を主な目的とし、敷地に植えられた薬草を求めて多くの人々がこの施薬院を訪れました。やがて訪れた人々へ聖徳太子 […]