島根県にある出雲大社は、知らない人はいないくらい縁結びのパワースポットとして有名ですよね。
では、同じ島根県にある八重垣神社はご存知ですか?
八重垣神社は、昔から地元ではとても有名な縁結びの神社なのです。
お茶作りのパートナーである(株)ひかわの取材で島根に行った際、女性スタッフの方からそのことを聞いた美肌茶房編集部。
聞いたからにはどんな神社なのか気になって、皆さんの祈願も含め、取材に行ってまいりました!
松江市の南方の山沿いにあるので、周りの緑が濃いです!
八重垣神社には、神話「八岐大蛇(ヤマタノオロチ)」に出てくる素盞鳴尊(スサノオノミコト)と稲田姫命(イナタヒメノミコト)が祀られています。稲田姫のためにスサノオがオロチを見事退治して、それが縁で2人はめでたく夫婦になったそうです。このことから、八重垣神社は縁結び、夫婦和合、授児、安産のご利益があるといわれています。
お参りを済ませて拝殿の横を進んでいくと、厳かな雰囲気を漂わせている森が見えてきました。木々の根っこにつまずかないように気を付けながらさらに進んでいくと、八重垣神社に来たら絶対皆さんが寄っていくという場所に到着!八重垣を作ってオロチから身を隠していた稲田姫が、飲み水にしたり、姿を映す鏡にしていた「鏡の池」です。この鏡の池、現在は良縁を占う場所として知られていて、占いに来る人が後を絶ちません。
良縁を占う鏡の池
この占いがちょっと神秘的なんですよ!
まずは社務所で占い用の和紙を購入し、その和紙の上に硬貨をのせて鏡の池に浮かべます。和紙が早く沈んだら良縁が早く来て、遅く沈んだら良縁はゆっくりやってくるそう。しかも、沈む早さだけではなく場所も関係があり、近いところで沈めば身近な人と、遠いところで沈んだら遠方の人と結ばれるそうです。1円玉だと軽くて沈まないかもしれないので、和紙にのせる硬貨には注意が必要ですね♪
神社には、この他にも稲田姫にまつわるものがあります。稲田姫が地面に立てた2本の椿の枝が芽吹いて、根本は2本なのに途中から1本になり、「夫婦椿」と呼ばれている椿の木です。仲睦まじい夫婦の姿を表しているような夫婦椿は、鳥居の正面に巨木があるほか、境内にも2カ所(2本)あります。
境内にある夫婦椿、2本が途中から1本になっています!
このように良縁のパワーを授かれるポイントがたくさんある八重垣神社。着物姿の縁結び娘さんが神社の魅力を余すところなく案内してくれる無料ガイドも、予約不要、神社の宝物館前に集合という手軽さで毎日実施されています。
良縁を探している方は、島根県の神秘的なパワースポット、八重垣神社を訪れてみてはいかがでしょうか。ステキな人との出会いの時期や場所がちょっと覗けたら、その時に向けたドキドキ感が、ますますキレイな和美人へと導いてくれそうですね♪
島根県松江市佐草町227
JR松江駅より八重垣神社行きバスで約25分、終点下車すぐ。
詳しくは下記オフィシャルサイトをご参照ください。
● http://www.tokyodaijingu.or.jp