天と人と地をむすぶ“ことだまの杜(もり)”「事任(ことのまま)八幡宮」 天と人と地を結ぶもの、それは「言の葉(ことのは)」です。昔の人は葉っぱに自らの名前を書いて祈りを託しました。「言の葉」には魂が宿ると信じられてきたからです。 静岡県掛川市にある事任八幡宮には、およそ1800 […]
神の水と愛を叶える巨木「梨木神社」 梨木神社の創建は明治18年(1885年)、久邇宮朝彦親王(くにのみやあさひこしんのう)の令旨によって、三条家の邸宅跡に三條実萬(さねつむ)を祀るための社殿を造営したことに端緒を持つ神社。大正4年(1915年)には大正天皇 […]
島田の人々が畏敬の念を抱く大井川鎮護の神「大井神社」 静岡県島田市は昔の旅人にとって“東海道隋一の難所”でした。大井川の増水によって川越ができなくなると、長雨の季節は長期滞在も余儀なくされるため、東海道五十三次23番目の島田宿(しまだじゅく)が栄えました。 島 […]
女性の守護神、鴫野神社に愛の成就を誓う 「生國魂神社」 史実としての生國魂(いくくにたま)神社の創建時期は明らかではありませんが、社伝によれば、およそ2700年前、神武天皇の東征の折、天皇が摂津国石山碕(現在の大坂城付近)に生島神(いくしまのおおかみ)・足島神(たるしまのおお […]
火防(ひぶせ)の神が鎮座する「秋葉山本宮秋葉神社」 標高866メートルの秋葉山。古来より、この山には神様がいると信じられてきた御神体山です。社殿が建ったのは今から約1300年前、709年のことだと伝えられています。 社号は時代と共に改称されてきました。秋葉の […]
日本三大厄神の一つ 「門戸厄神東光寺」 門戸厄神東光寺の創建は天長6年(829年)にまで遡ります。寺伝によると、ある日嵯峨天皇は夢の中で愛染明王と不動明王が一体となってあらゆる厄災を打ち払う夢をみました。 ちょうど41歳の厄年に当たる時期でもあったため、その霊 […]
伊勢の神様に三ヶ日みかん、衣を献納する「濱名惣社神明宮(はまなそうしゃしんめいぐう)」 静岡県三ヶ日町。この神域の歴史はとても古く、平安時代の記録によると英多(あがた)神社という名称でした。かつて三ヶ日地方を統治していた濱名縣主(はまなあがたぬし)が太田田根子(おおたたねこ)という疫病退散の氏神を祀ったこと […]
日本の始まり。建国の聖地、橿原へいざ! 「橿原神宮」 橿原神宮は記紀において初代天皇とされている神武天皇を祀るため、神武天皇の宮があったとされるこの地に、明治23年(1890年)に明治天皇の手により創建された神社。 非常に格式の高い社であり、近代の創建ではあるものの、県内に […]