豆腐 豆腐は8~9世紀の唐代中期に中国で生まれたと言われています。その後、我が国では平安時代の記録に登場し、室町時代の頃には庶民にもかなり普及していたようです。 豆腐が生まれた中国では大豆乳加工品が […]
粥と雑炊 日本人は昔から質素な粥(かゆ)を大いに食してきました。 「朝早く粥をぬくめて、軟らかくして食べると、腸胃を養い、からだを温め、つばきがでる。寒い月にいちばんよろしい」と貝原益軒は『養生訓』で粥 […]
麩 大豆たんぱく質由来の滋養食品が「ゆば」ならば、小麦のそれは「麩(ふ)」です。 小麦粉に食塩水を加えて練って生地を作り、粘りが出たところで生地を布製の袋に入れて水の中で揉みます。デンプンが水中に […]
ゆば 豆乳を煮ると薄膜が出来ますが、これをすくい取ったものがゆばです。湯葉、油波はいずれも「ゆば」と読みます。豆乳の上に浮かぶ皮であることから豆腐の浮皮(うわ)が濁って「うば」となったという説や、豆腐の上物(うわ […]
もやし 植物が芽を出して、もやもやとした状態になったものを「萌(もやし)」といいます。日本人は昔から萌えいづる芽を食したり、利用してきました。 豆に芽を出させて、その芽を食するのが「もやし」です。現在 […]
梅干し 6月から7月になると、梅干し用の梅の収穫があちこちで始まりますが、昔、四角い弁当箱のご飯の中に梅干し1個を埋め込んだ質素なランチがありました。日の丸弁当と呼ばれ、粗食な日本人の食生活の象徴でもありました。こ […]