不思議の四文字が身を護ってくれるサムハラ神社

引き続き、今回も大阪のパワースポットのご紹介です。
前回の四天王寺さんは王道のパワスポなのに対し、今回ご紹介するのは「さすが大阪!」とも言えるディープなところです。と、前フリでかなりハードルを上げてしまったサムハラ神社ですが、名前を見て「カタカナ名の神社?」と思われた方は鋭い。本当はカタカナではないのです。漢字に変換できないこの神字四文字こそが、“不思議の四文字”なのです。
サムハラ神社の祭神は、天御中主大神、高皇霊産大神、神皇霊産大神で、宇宙における森羅万象を創ったこれら三神の総称がサムハラ大神様です。サムハラの四文字は身を護るとされていて、古くは、加藤清正が戦の時にサムハラを刃に彫って信じていたので万死に一生を得たそうです。

 

現代でも、サムハラ神社のお守りを身に付けていて難を逃れたというお話もたくさんあります。それをなぜ知ることができたというと、神社の塀に大きな看板がいくつもかかっていて、どんなことから助かったのかが、親切にもイラスト付きでわざわざ紹介されているからです。お守りの中にもサムハラ神社について書かれた紙があり、「身を護る御霊験あらたかなサムハラ様の御神徳を授かった!」として、これまでに届いた様々なお礼状が紹介されています。

 

左手にある看板を見てください。「サムハラ」の四文字はこう書きます

 

サムハラ様のご利益の数々が、道行く人にもわかるように大きな看板で紹介されています

 

例えば…

 

女優の浜木綿子さんが大阪梅田コマスタジアムで公演中、舞台中央のコマが上がっていない穴に落ちたものの、サムハラ様のお守りを身につけていたので、次に使用する舞台道具の長椅子の上にちょうど落ちて事なきをえた。

 

東京都世田谷区の右近義隆さんは、都内の道路を歩いていたところ自動車と接触して転倒。死亡事故にもなりえたが、サムハラ様のお守りを持っていたおかげで胸部と左手挫傷で済んだ。

 

大会に出場して日本一のマジック大賞を受賞したい、と何度となく祈願に来られた大阪府大東市の向井千恵子さんが、サムハラ様のご利益で遂にグランプリを受賞した。

 

といった話がたくさん紹介されているのです。

 

浜木綿子さんの事故を紹介している看板。浜さん、なぜかレオタード?姿。

 

鹿島建設の社員が事故に遭い、頭を強打して大量出血で危なかったが、サムハラ様のお守りを持たせていたので一命を取りとめたそう。社員全員がサムハラ様のお守りを支給されているのでしょうか? それとも上司の人がたまたまサムハラ様を信仰していて部下達に渡していたのでしょうか。

 

工場の機械に指を挟まれたが、サムハラ様の指輪(内側に四文字が刻まれたお守り指輪もあります)をしていたので、それが2つに割れてケガもなく無事に助かったそう

 

神社を参拝した時には看板を、そしてお守りを持ち帰ったら封入されている紙を熟読するだけでも、かなり面白いです。不謹慎かもしれませんが…。
「サムハラ様はこんなにすごいんでっせ!!!」という猛アピールぶり。何かネタがあれば、言いたくて、喋りたくて仕方がない!という大阪人気質が感じられる神社です。

 

「いつでも諸願の御祈祷をいたします」という看板には、「どんな願いもOK!ドンと任せとけ!」と胸を叩いているサムハラ様の声が聞こえてきそうなほど、家内安全、無病息災、商売繁盛、交通安全、会社繁栄、従業員安全、団体旅行安全などなど、個人、企業に対して考えられる限りの祈願が例として書かれています。サムハラ様、頼もしすぎます…。

 

ということはですよ、婚活中の人が押し寄せてもまったく不思議ではない神社なのです。渋すぎて、きっと世の女子にはあまり知られていなさそうなので、恋愛に限らなくても、良縁祈願に一度訪れてみてはいかがでしょうか♪

 

サムハラ様の頼もしさを表している看板。思わず、ここに載っていない無理難題な祈願もお願いしてみたくなります

 

左から、お守りが入った紙袋。どんどん開けていくと、最後に四文字が刻まれたコインが出てきます

 

アクセス

大阪市西区立売堀2-5-26
TEL 06-6538-2251
地下鉄中央線・千日前線「阿波座駅」より徒歩7分