北の総鎮守~北海道神宮

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北海道の開拓・経営を行うために明治2年(1869年)、開拓使が札幌に置かれ、同年8月15日に北の大地は蝦夷地から北海道と改称されました。

 

同じ年の9月1日、東京では明治天皇の詔(みことのり)により、開拓発展の守護神として大国魂神(おおくにたまのかみ)・大那牟遅神(おおなむちのかみ)・少彦名神(すくなひこなのかみ)の三柱を祀る「北海道鎮座神祭(ほっかいどうちんざしんさい)」が斎行されました。これが北海道神宮の創祀とされます。

 

その後、御霊代(みたましろ)は品川港から函館へ。函館からは開拓判官・島義勇(しまよしたけ)が三神の御霊代を自ら背負い、険しい陸路を踏破し札幌へ到着。現在の地に社殿が建てられたのは、明治4年(1871年)のことでした。この年に社名が「札幌神社」と決まりました。その後、昭和39年(1964年)には明治天皇が御増祀(ぞうし)となり、社名も「北海道神宮」と改称されました。

 

第二鳥居と表参道

 

清々しい拝殿

 

境内がある円山は札幌市民の憩いのエリアです。街の中心地から車で15分も走れば着く近さですが、自然が残るハイキングコースがあり、麓の森には動物園や公園、野球場などアウトドアを楽しむ施設が設けられています。その森の一角に本神宮は鎮座しています。

 

境内にはエゾヤマザクラやソメイヨシノ等が約1400本あり、桜の名所として開花する5月になると多くの参拝者で賑わいます。

 

神社の境内には杉やヒノキ、ナラ、カシワ、ナラなど針葉樹と広葉樹が混在して生い茂り豊かな緑に恵まれています。その森にエゾリスやキタキツネ、アカゲラなど野生の小動物や野鳥が姿を見せ、参拝する人々の目を楽しませています。

 

境内の森、イチイの木(道民はオンコと呼ぶ)

 

オンコの実

 

参拝者からエサをもらう野性のエゾリス

 

参拝者休憩所で六花亭のお菓子を販売しています

 

境内社の一つ、「開拓神社」は北海道らしい道民ゆかりの御社です。幾多の困難を克服して北海道発展の礎を築いた先人の遺徳を偲び、その功績を称え、昭和13年(1938年)に当時の北海道開拓長官・石黒英彦により創建されました。伊能忠敬や間宮林蔵、高田屋嘉兵衛、黒田清隆ら功労者、37柱が御祭神として祀られています。

 

厳しい状況に耐えぬく、旺盛な開拓者精神を授かりたい時に参拝すると、パワーが得られるかもしれませんね。

 

開拓神社

 

同じく境内にある札幌鉱霊神社は炭鉱や鉱山業で殉職された方を奉祀しています

 

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アクセス

札幌市中央区宮ケ丘474
TEL 011-611-0261
地下鉄東西線 円山公園駅下車 徒歩15分
詳しくは、下記オフィシャルサイトをご覧ください。
http://www.hokkaidojingu.or.jp
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